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事件番号/事件名裁判年月日/裁判所判決書
[知財] [民事] 平成17(ネ)10119  846Views
特許権侵害差止等請求控訴事件(特許権・民事訴訟/「レンジフードのフィルタ装置)
平成19年5月15日
知的財産高等裁判所
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[下級] [刑事] 平成18(わ)95  1731ViewsMoreinfo
住居侵入、殺人、同未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反
平成18(わ)95
本件は,弁護人が,被告人の公判供述を前提として主張するような計画性の存しない事案ではなく,本件刀を携えて本件家屋に侵入し,Xや,場合によってはその両親を殺害することを企図していたという意味において,計画性があることは明白である(なお,そうすると,被告人が,このように本件刀を用いた殺害計画を立てていたことのみに徴しても,被告人が本件刀の殺傷能力を認識していたこともまた明らかである)。もっとも,他方で,被告人は,Xに対する具体的な攻撃方法について検討したことはなく,また,Xを殺害した後のことについて漠然とした考えしか持ち合わせていなかったことに加え,本件犯行に至る経緯についてみても,被告人は,犯行前日に,Xの車を見て,同人が実家に帰省している可能性を了知していながら,直ぐに犯行に及ぶことはなく,犯行を断念し,自宅に戻って気晴らしにプラモデルを作製し,その後,体調の変調により再びX殺害を決意した後にも,一度は犯行を躊躇しながらも,Xが本件家屋にいることを知るや,再度,本件の敢行を決意しついに本件犯行に及んだというのである。以上の諸事情に照らせば,被告人が,何としても当該日時に本件犯行を敢行しようという強い意思に基づき,X殺害の具体的な方法や,犯行後の逃走方法及び凶器の処分方法等について綿密な検討をしていた形跡は窺えず,X殺害の計画性は決して強いものではないのであって,本件は,上述のとおりの計画性を有しつつも,他方で突発的,衝動的な犯行という側面をも併有するというべきである。そうすると,弁護人が主張するところの,被告人が本件刀を入念に研いだり手入れをしていないことや被告人が,ゴールデンウィーク中に,友達と遊びに行ってもおり,本件家屋を終始見張るような行動を採らなかったことなどが,上記認定に係る計画性の存在と矛盾しないこともまた明らかである。2 確定的殺意の認定(1) 被告人が,前記認定のような計画的な凶行に及ぶには,Xに対し,深い怨恨の情を抱くに足る理由があるものと考えるのが自然であるところ,被告人の述べるようなXから受けたとする性的暴行の態様は,このような怨恨の情を抱くのに相応なものというべきである。(2) Xの身体には,その胸部,腹部及び頚部などに相当の深さを有する刺創等が多数あり,このようなXの受傷状況及び上記茶の間などにおける視認状況からすれば,被告人は,少なくともXの身体の枢要部であることを認識しつつ,相当に強い力を込め,高い殺傷能力を有する本件刀で多数回にわたって刺すなどの攻撃を加えたものと推認できるのであって,他方で,Xの負傷状況からも,被告人がXに対し,本件刀を用いない暴行にも及んでいる事実が認められことからは,「Xをボコボコにしたい」との思いが併存していたとはいえても,被告人の意図がこれに限定されていたなどとは到底認められない。さらに,被告人が,本件犯行後,瀕死の重傷を負い,玄関前に倒れ込んだXに対し,蹴るなどの暴行まで加えた上でその場を立ち去っていることに加え,上述したX殺害の計画性をも併せ考慮すれば,弁護人が,Xをボコボコに殴ることだけを企図していたとする被告人の公判供述を前提として主張するように,被告人には,本件犯行の途中でXに対する未必の殺意が生じたに過ぎないなどとはいえず,犯行当初から確定的殺意を有していたことが優に認定できるというべきである。なお,被告人がZによる警察への通報を危惧する状況にあったことや従前の攻撃態様の苛烈さに鑑みれば,被告人が最後に,Xに対し確実に止めを刺すような攻撃を選択せず,逃走していることによっては,被告人の殺意が未必的なものに止まらずに確定的なものであるとの上記認定は何ら左右されない。第9 被告人がPTSDに罹患しているか,罹患しているとすれば,それが責任能力に与えた影響の有無及び程度について1 DMS−ⅣにおけるPTSDの診断基準A その人は,以下の2つが共に認められる外傷的な出来事に暴露されたことがある。(1) 実際に,又は危うく死ぬ又は重症を負うような出来事を,1度又は数度,又は自分又は他人の身体の保全に迫る危険を,その人が体験し,目撃し,又は直面した。(2) その人の反応は強い恐怖,無力感又は戦慄に関するものである。B 外傷的な出来事が,以下の1つ(又はそれ以上)の形で再体験され続けている。(1) 出来事の反復的で侵入的で苦痛な想起で,それは心像,思考,又は知覚を含む。(2) 出来事についての反復的で苦痛な夢。(3) 外傷的な出来事が再び起こっているかのように行動したり,感じたりする(その体験を再体験する感覚,錯覚,幻覚及び解離性フラッシュバックのエピソードを含む,また,覚醒時又は中毒時に起こるものを含む。)。(4) 外傷的出来事の1つの側面を象徴し,又は類似している内的又は外的きっかけに暴露された場合に生じる,強い心理的苦痛。(5) 外傷的出来事の1つの側面を象徴し,又は類似している内的又は外的きっかけに暴露された場合の生理学的反応性。C 以下の3つ(又はそれ以上)によって示される(外傷前には存在していなかった)外傷と関連した刺激の持続的回避と,全般的反応性の麻痺。(1) 外傷と関連した思考,感情,又は会話を回避しようとする努力。(2) 外傷を想起させる活動,場所又は人物を避けようとする努力。(3) 外傷の重要な側面の想起不能。(4) 重要な活動への関心又は参加の著しい減退。(5) 他の人から孤立している,又は疎遠になっているという感覚。(6) 感情の範囲の縮小。(7) 未来が短縮した感覚。D (外傷以前には存在していなかった)持続的な覚醒亢進症状で,以下の2つ(又はそれ以上)によって示される。(1) 入眠,又は昏酔維持の困難。(2) 易刺激性又は怒りの爆発。(3) 集中困難。(4) 過度の警戒心。(5) 過度な驚愕反応。E 障害(基準B,C及びDの症状)の持続期間が1か月以上。F 障害は,臨床上著しい苦痛又は,社会的,職業的又は他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。2 証人丙の第5回公判調書中の供述部分(以下,単に「丙供述」という。)(1) 丙が,被告人の症状がPTSDに該当すると判断した理由の主要な点は次のとおりである。被告人が,まだ心身の発達が十分ではない小学校4年生のころ,数回にわたってXから精液を飲まされたという出来事は,いわゆるDMS−ⅣにおけるPTSDの診断基準のA基準にいう「身体の保全に迫る危険」に該当し,それにより,被告人は,「強い恐怖」,後になって何とひどいことをされたのだとの「無力感」を認識している。被告人が訴える性的暴行の映像が突然再現されるなどの症状は同B基準(1)の「反復的で侵入的で苦痛な想起」に該当し,また,性的暴行などの夢を見るなどとの点が同基準(2)の「反復的で苦痛な夢」に該当する。被告人は,異性に興味を持ちながらも,性行為などが描写された本などを目にすると,性的暴行を思い出し,嫌悪感,陵辱感などを感じ,自慰行為を継続できないのであって,これは同C基準(1)「外傷と関連した思考,感情を回避しようとする努力」に該当する。また,被告人は,専門学校を卒業し,i町内の実家に戻った後,Xの姿や車を極力さけようとしていたのであって,これは同(2)に該当する。さらに,被告人は緑のビニールシートが被された小屋の中で性器を咥えさせられ,その際,Xが薄笑いを浮かべていたということはよく記憶しているものの,その他の点についての記憶は曖昧であって,これは同(3)の「外傷の重要な側面の想起不能」に該当する。また,被告人が,性的暴行などの夢を見て飛び起きることや,寝汗を掻いて目覚めてしまうことがあるのは,同D基準(1)の「入眠維持の困難」に該当する。これに加え,被告人は,Xの姿や車を見た際,非常に警戒し,それとともに動悸や体が火照るなどの症状を呈し,これは自律神経の覚醒亢進状態であって,同(4)の「過度の警戒心」に該当する。被告人は,中学生になり,性的暴行の意味を理解した後,PTSDの症状がにわかに高まってきたように思われ,少なくとも約10年程度PTSDが継続していたと思われ,同E基準の「障害の持続期間が1か月以上」に該当する。最後に,被告人は,同級生や周囲の人間との有機的で発展的な交流,社会性が障害されるなど,同F基準の「社会的領域における機能の障害」を引き起こしている。(2) その上で,丙は,被告人が,本件犯行に至るまで,性的暴行を誰にも語らないなどの要因が重なって,PTSDの症状を悪化させ,約10年間治療されないままに蓄積されたエネルギーが爆発し,常軌を逸した誤った確信を有する一種の幻覚妄想様態に陥り,他者に対する傷害行為,すなわち本件犯行に及んだのではないかと考えられるとする。3 丙供述の信用性(1) PTSDの罹患について丙の上記判断は,被告人との約30分間にわたる2回の面接のみに基づくものであって,判断の基礎資料自体が到底十分なものとはいい難いこと,PTSDという概念自体比較的新しいものであって,その具体的な症状につきなお議論の余地があるばかりか,現在のところ一般的にはPTSDにより他者加害に及ぶことはないと考えられていることなどからすると,その供述から,直ちに被告人がPTSDであると即断することはできない。しかしながら,その判断は,性的暴行を突如思い出す,性的暴行の夢を見る,Xの姿を見たときなどに動悸や体が火照るなどの症状が出るといった被告人の自白調書などから当裁判所が認定した被告人の体の変調等とその概要において同一の事実関係を基礎とし,その供述内容をみても,精神医学者としての専門的知見を前提にしつつ論理的に一貫し,相当に具体的なものであるばかりか,主要な点は,反対尋問にも崩れていない。そうすると,上述の丙供述のみでは,被告人がPTSDに罹患しているという事実を認定することはできないものの,他方で,その供述内容を弾劾する十分な証拠が存しない本件においては,被告人がPTSDに罹患していたとする同人の供述の信用性を完全に否定し,そのような可能性をも否定することはできないというべきである。その上で,前記認定のとおり,信用性の認められる被告人の捜査段階における供述を前提とすると,被告人が厳密な病理学的認定としてPTSDに罹患していたか否かはともかくとして,被告人には,少なくとも,これに罹患していた疑いの強い症状(以下これを「PTSD様の症状」ともいう。)の存在が認められるというべきである。なお,検察官は,丙は,PTSDの判断基準につき独自の解釈をした上で,被告人がPTSDであるという判断に至っているのであり,その供述内容は信用できない旨主張する。この点,確かに,丙は,A基準における「身体の保全」を「心身の保全」と読み替えているものの,それは,Xから受けた性的暴行が,幼い被告人に対し,生殖行動を否定するような印象を与えるものであり,今後の被告人の健全な性観念を養う上で,非常な障害となると認めたことから,わかりやすさを考え,字句の読み替えを行ったというのであるから,その内容は実質的に同様であり,同人が,PTSDの診断基準につき独自の解釈を加えたとまで断じることはできない。(2) 幻覚妄想状態の点についてしかしながら,他方で,丙供述を前提としても,本件において,被告人がPTSDに罹患していた可能性を否定できないとの病理学的判断のみによって,被告人が幻覚妄想状態に陥っていた可能性をも否定できないと解するのは相当ではない。なぜなら,丙が,被告人が本件時に一種の幻覚妄想状態に具体的に陥っていたとして説明する根拠は,①殺人という行動に至るにはかなりの爆発エネルギーが必要であることを前提に,単なる恨みであれば,例えば相手の車に傷を付けて逃げるといった行動に結び付く限度ではおかしくないが,殺人まで犯すエネルギー源としは不十分であるとした上で,②被告人の場合,PTSDに罹患しているのだから,PTSDによって内蔵された爆発エネルギーによって,恨みや怒りのエネルギーが加速度を得て増長し,急性の妄想状態になっていたとの説明が可能であり,かつ,③本件時,被告人は,Xをボコボコにしなければならない,復讐しなければならない,こういう人を存在させてはならないという誤った確信を持つに至るという具体的な妄想状態に陥っていたのであるから,これはPTSDの影響によるものであるという点にあるところ,上記②については,PTSDが爆破的エネルギーとなって他害行為に至った報告例に基づく一学説を前提とすれば一概には排斥できないものであるとしても,果たして,①で根拠とするように,PTSD以外に被告人が殺人を犯すのがおかしくないとして説明できる他の動機が存しないのかという点及び被告人が③のように犯行時に妄想状態に陥っていたとして説明せざるを得ないような誤った確信に基づいた行動を採っていたのかという点については,本件証拠から別途認定すべきところの,被告人が本件における殺意を形成するに至った経緯,本件犯行時の殺意の内容,被告人の具体的な犯行態様如何によって大きく左右され,その結果,被告人が殺害に及ぶ合理的な動機が存在するとの事実や被告人が幻覚妄想状態には陥っていなかったとの事実が認定できれば,丙が証言する②の被告人がPTSDによって急性の妄想状態に陥る可能性の存在自体が意味をなさなくなるからである。そこで以下,被告人にPTSD様の症状が認められることとの関係で,本件犯行時の被告人の責任能力を検討するに際し,上記のような動機及び幻覚妄想状態の有無についても更に検討することとする。第10 被告人の責任能力の有無ないし程度について1 まず,本件犯行が決して高度ではないものの計画性を有し,その犯行態様からみれば,Xを殺害するために,同人が実家に宿泊している可能性が高いゴールデンウィーク中を具体的に想定していた上,従前から思い描いていたように自宅から手袋や本件刀を持ち出して用い,逃走を容易にするために近距離にもかかわらず自動車で,かつ敢えて遠回りをして本件家屋まで移動し,離れた場所に駐車させ,また,素顔を隠すために本件サングラスを着用した上で深夜本件家屋に侵入したばかりか,X殺害のためにYやZらをも殺害するか否かをその場で決断し,さらにZらに警察に通報されそうになるや電話機からコードを抜き,これを投げて通報を妨害し,その後もZにX殺害を邪魔されぬよう,血痕を辿り,同女の行方を捜索するなどしているのであるから,本件犯行は,X殺害という目的達成に向けられた一貫して合理的かつ計画的なものであって,被告人が相応の興奮状態下においてもなお冷静な思考を保っていたことが明らかである。そして,犯行後も,車で逃走し,タイヤがパンクしたことを知るや,以前に行った経験のある人目に付きにくい山中を目指して移動してこれを交換しようとしているばかりか,本件刀を山中に隠匿するなどしているのであって,依然として冷静な思考を保っていたことが認められる。2 そして,丙の述べる前記犯行動機の点については,前記のとおり,被告人がXから加えられた性的暴行が執拗なものであって,それにより生じた精神的打撃の程度も相当なものであったと認定できるのであるから,被告人がXに対する恨みを晴らすと共に,しばしば襲ってくるPTSD様の症状を治すために本件犯行に及んだという点において,その動機も決して了解不能とはいえず,犯行直前における被告人の行動にも不可解なものはなく,PTSDによる急性の幻覚妄想状態によって説明する以外に殺人に及んだ動機が説明できないものとは解されない。3 さらに,被告人が幻覚妄想状態に陥っていたとの疑いの点についてみても,一方で,本件の上記犯行態様は,いずれも,被告人自身が,日常生活や就労状況に何ら問題がなく,特段の幻覚妄想状態などに陥った形跡も窺えない状態の中でこれまで企図してきたとおりのものであって,本件犯行直前に突き動かされるような衝動により,幻覚妄想状態に陥ったが故に犯行を決意し,かつ,犯行を思い止まれなかったとの疑いを生じさせる事情は窺われず,さらには,これまで現実的なX殺害行為の実行にまでは一度も着手することのなかった被告人が,本件時に限って犯行を決意するに至った経緯についても,直前の体調不良が治まらずこれを治めたかったことに加え,その前にXを見かけていたという事情が併存していたことが,「今ならXがいるかも知れない」との思いに結び付いたとして合理的に説明されており,しかも,その上で,被告人は,本件家屋前でXの在宅を最終確認し,一旦は躊躇すらしていた気持ちから,改めて犯行を決意するという犯意の形成もしているのである。さらには,本件犯行時に突然幻覚妄想状態に陥り,犯行後にその状態から脱したことを窺わせる事情も窺われない。むしろ,本件犯行に至るまでの間,犯行時,その後の逃走時,逮捕,勾留,公判段階の各時点を通じて,PTSD様の症状と犯行との関連づけ,Xに対する罪障感の乏しさ,本件犯罪を躊躇ったり,その重大性故に罪証を隠滅しようとする行動等に関する被告人の思考過程には,終始連続性が認められるとさえいえる。そうすると,本件犯行時に,被告人が幻覚妄想状態に陥っていた事実は認められないというべきである。4 以上の諸事情に加えて,被告人は,Y及びZに対する具体的な犯行方法の一部などについてはやや記憶が不明瞭ではあるものの,その余の記憶が相当程度に清明であることをも併せ考慮すれば,被告人が,本件犯行当時,完全な責任能力を有していたことに疑念はないというべきである。(法令の適用)被告人の判示第1の所為のうち,住居侵入の点は刑法130条前段に,被害者X及び同Yに対する殺人の点はいずれも同法199条に,殺人未遂の点は同法203条,199条に,判示第2の所為は平成18年法律第41号による改正前の銃砲刀剣類所持等取締法31条の16第1項1号,3条1項にそれぞれ該当するところ,判示第1の住居侵入と被害者X及び同Yに対する各殺人並びに殺人未遂との間にはそれぞれ手段結果の関係があるので,刑法54条1項後段,10条により結局以上を1罪として刑及び犯情の最も重い被害者Xに対する殺人罪の刑で処断することとし,各所定刑中判示第1の罪については無期懲役刑を,判示第2の罪については懲役刑をそれぞれ選択し,以上は同法45条前段の併合罪であるが,判示第1の罪の刑について無期懲役刑を選択したので,同法46条2項本文によりその余の罪については刑を科さないこととして被告人を無期懲役に処し,同法21条を適用して未決勾留日数中200日をその刑に算入し,押収してある刀1振(平成18年押第23号符号1)は,判示各殺人の用に供した物で被告人以外の者に属しないから,同法19条1項2号,2項本文を適用してこれを没収し,訴訟費用は,刑事訴訟法181条1項ただし書を適用して被告人に負担させないこととする。(量刑の理由)1 本件は,小学生のころ,遠縁の幼友達であり,当時中学生であったXから執拗な性的暴行を受け,これが原因でその後の自分の人格形成や私生活面に大きな影響が生じ,また,体調にも顕著な変調を来したと感じていた被告人が,Xを強く恨み,本件刀を用いた同人の殺害をも企図していたところ,本件当夜に生じた体調不良が治まらなかったことなどから,本件家屋に侵入して所携の本件刀でXを殺害しようと決意し,これを遂げるとともに,その犯行の邪魔となったYやZの殺害をも決意し,Yを殺害し,Zには加療約4か月の傷害を負わせたが殺害するには至らなかったという住居侵入,殺人,同未遂及び銃刀法違反の事案である。
事案の概要
平成19年5月23日
山形地方裁判所 刑事部
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[下級] [刑事] 平成18(わ)424  1305ViewsMoreinfo
通貨偽造,同行使,同未遂等
平成18(わ)424
本件は,被告人が,妻と共謀の上,行使の目的で千円札約22枚を偽造し,そのうち9枚を行使し又は行使しようとしたという通貨偽造・同行使・同行使未遂(判示第1の犯行)の事案,並びに単独での覚せい剤の自己使用(判示第2の犯行)及び単純所持(判示第3の犯行)の事案である。
事案の概要
平成19年5月30日
奈良地方裁判所 葛城支部
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[労働] 平成17(行ウ)115  1059Views
免職処分取消請求事件(通称 大阪市立小学校教諭懲戒免職)
平成19年5月21日
大阪地方裁判所
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[下級] [刑事] 平成19(む)37  1000Views
証拠開示に関する裁定の請求
平成19年5月18日
名古屋地方裁判所
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[下級] [刑事] 平成19(む)773  946Views
平成19年5月22日
東京地方裁判所
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[下級] [刑事] 平成19(む)2913  805Views
証拠開示に関する裁定の請求
平成19年5月18日
名古屋地方裁判所 刑事第1部
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[下級] [刑事] 平成19(く)34  931ViewsMoreinfo
証拠開示に関する裁定請求棄却決定に対する即時抗告
平成19(く)34
公訴提起後に作成された被告人の供述録取書等の開示命令を求める裁定請求を棄却した原決定に対する即時抗告を棄却した事例
判示事項の要旨
平成19年5月25日
札幌高等裁判所 刑事部
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[行政] 平成18(行コ)267  1461Views
遺族共済年金決定請求棄却処分取消等請求控訴事件
平成19年5月31日
東京高等裁判所
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[行政] 平成18(行ウ)265等  1094Views
退去強制令書発付処分取消等請求事件
平成19年5月25日
東京地方裁判所
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[労働] 平成17(行ウ)352  1208Views
遺族補償給付不支給決定取消請求事件(八王子労基署長遺族補償給付不支給処分取消)
平成19年5月24日
東京地方裁判所
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[労働] [民事] 平成15(ワ)1833  1574Views
地位確認請求事件(日本アイ・ビー・エム会社分割)
平成19年5月29日
横浜地方裁判所
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[労働] [民事] 平成16(ワ)1959  1852Views
賃金請求事件(学校法人明泉学園教諭就業規則変更)
平成19年5月24日
東京地方裁判所 八王子支部
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[下級] [民事] 平成16(ワ)179  2025ViewsMoreinfo
損害賠償請求事件
平成16(ワ)179
隣家同士のトラブルが険悪化する中,隣家の夫が隣家の主婦を猟銃(散弾銃)で狙撃して,同女を殺害した上,その義妹にも重傷を負わせた事件に関し,栃木県公安委員会が発砲加害者に銃所持を許可したのは違法であるとして,亡き主婦の夫らの栃木県に対する慰謝料請求を認めた事案
判示事項の要旨
平成19年5月24日
宇都宮地方裁判所 第一民事部
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[下級] [民事] 平成17(ワ)50  2562ViewsMoreinfo
損害賠償請求事件
平成17(ワ)50
判示事項の要旨
1 心身の故障(病気)を理由とする分限休職処分につき,条例上職員の意に反する休職処分において交付すべき書面(辞令)が処分期間中職員に到達しておらず,当該処分は効力を生じないなどとして,地方公共団体に対し,処分期間中の職員の減収額相当の賠償が命じられた事例
2 病気休暇を取得し,医師の診断に基づいて職場復帰したが,再度休養を要することとなった職員に対し,改めて病気休暇を取得させないで休職とした地方公共団体の長の判断に裁量権の逸脱濫用は認められないなどの理由から,職員の地方公共団体に対する慰謝料等の請求が棄却された事例
判示事項の要旨
平成19年5月22日
鹿児島地方裁判所 知覧支部
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[行政] 平成19(行コ)1  1040Views
弁護士報酬を求償しないことの違法確認請求控訴事件
平成19年5月24日
高松高等裁判所
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[行政] 平成16(行ウ)528  1054Views
損害賠償(住民訴訟)請求事件
平成19年5月16日
東京地方裁判所
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[行政] 平成18(行ウ)309  3881Views
住民票不記載処分取消等請求事件
平成19年5月31日
東京地方裁判所
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[行政] 平成18(行ウ)670  1045Views
型式指定処分取消等請求事件
平成19年5月25日
東京地方裁判所
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[行政] 平成18(行コ)82  1269Views
公文書非公開決定取消,公文書非公開決定及び公文書部分公開決定取消請求控訴事件
平成19年5月18日
大阪高等裁判所
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