事件番号平成16(ワ)115
事件名損害賠償請求
裁判所名古屋地方裁判所 民事第4部
裁判年月日平成19年10月31日
判示事項の要旨統合失調症により県立病院に入院している患者が,看護師から暴行を受けて胸椎を圧迫骨折する傷害を負わされた上,医師がその適切な治療を怠ったため,破裂骨折に進行して歩行障害,膀胱直腸障害の後遺障害が生じたなどと主張して,県に対し,債務不履行責任又は国家賠償法1条1項の責任に基づき,慰謝料等の賠償を求めたところ,看護師からの暴行により圧迫骨折が発生したとは認められず,また,医師の診療には経過観察上求められる注意義務に違反する過誤があったものの,これにより後遺障害が発生したとは認められず,不法行為上の保護法益が侵害されたとも認められないなどとして,上記患者の請求がいずれも棄却された事例
事件番号平成16(ワ)115
事件名損害賠償請求
裁判所名古屋地方裁判所 民事第4部
裁判年月日平成19年10月31日
判示事項の要旨
統合失調症により県立病院に入院している患者が,看護師から暴行を受けて胸椎を圧迫骨折する傷害を負わされた上,医師がその適切な治療を怠ったため,破裂骨折に進行して歩行障害,膀胱直腸障害の後遺障害が生じたなどと主張して,県に対し,債務不履行責任又は国家賠償法1条1項の責任に基づき,慰謝料等の賠償を求めたところ,看護師からの暴行により圧迫骨折が発生したとは認められず,また,医師の診療には経過観察上求められる注意義務に違反する過誤があったものの,これにより後遺障害が発生したとは認められず,不法行為上の保護法益が侵害されたとも認められないなどとして,上記患者の請求がいずれも棄却された事例
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