事件番号平成22(行ウ)6
事件名違法公金支出差止等請求事件
裁判所甲府地方裁判所
裁判年月日平成24年9月18日
事案の概要本件図書館請負契約は私法上無効であるから,これに関する公金の支出も違法・無効であると主張して,被告に対し,法242条の2第1項4号により,主位的に,A株式会社・B株式会社・株式会社Cに対して,不当利得に基づき,支出した請負代金8億9775万円及び各支出額に対する各支出日の翌日からそれぞれ支払済みまで商事法定利率年6分の割合による法定利息の支払請求をするよう求め,予備的に,Iに対して,不法行為に基づき,8億9775万円の損害賠償及び各支出額に対する各支出日からそれぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払請求をするよう求めた事案である。
判示事項の要旨被告(村長)が,学習供用施設建設工事請負契約の締結や副村長の選任等に関する議会の議決につき,地方自治法179条1項に基づく専決処分を行ったことに関し,住民である原告らが,専決処分の無効を主張して,被告に対し請負代金の返還請求等をするよう求めた住民訴訟において,被告の行った専決処分にはその制度趣旨を潜脱して行使された違法があるとして,原告らの請求を一部認容した事案。
事件番号平成22(行ウ)6
事件名違法公金支出差止等請求事件
裁判所甲府地方裁判所
裁判年月日平成24年9月18日
事案の概要
本件図書館請負契約は私法上無効であるから,これに関する公金の支出も違法・無効であると主張して,被告に対し,法242条の2第1項4号により,主位的に,A株式会社・B株式会社・株式会社Cに対して,不当利得に基づき,支出した請負代金8億9775万円及び各支出額に対する各支出日の翌日からそれぞれ支払済みまで商事法定利率年6分の割合による法定利息の支払請求をするよう求め,予備的に,Iに対して,不法行為に基づき,8億9775万円の損害賠償及び各支出額に対する各支出日からそれぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払請求をするよう求めた事案である。
判示事項の要旨
被告(村長)が,学習供用施設建設工事請負契約の締結や副村長の選任等に関する議会の議決につき,地方自治法179条1項に基づく専決処分を行ったことに関し,住民である原告らが,専決処分の無効を主張して,被告に対し請負代金の返還請求等をするよう求めた住民訴訟において,被告の行った専決処分にはその制度趣旨を潜脱して行使された違法があるとして,原告らの請求を一部認容した事案。
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