事件番号平成23(ワ)631
事件名損害賠償請求事件
裁判所甲府地方裁判所
裁判年月日平成25年1月22日
事案の概要本件は,土木工事の作業員であるX4が道路上に設置されたマンホール内で作業をしていた際,当該道路を走行した被告運転の自動車(以下「被告車」という。)と衝突して死亡した交通事故について,X4の妻及び子である原告らが,前記事故は,被告がマンホールの蓋の異常を認めたにもかかわらず,マンホール手前で停止ないし最徐行することなく漫然と走行したことで生じたものであるなどと主張して,被告に対し,不法行為に基づき,合計9346万1487円の損害のうち,自賠責保険として受領した金員を控除した6495万9902円(原告X1につき3247万9951円,原告X2及び同X3につき各1623万9975円)及びこれらに対する前記自賠責保険の支払の翌日である平成21年4月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
判示事項の要旨マンホール工事の作業員がマンホール内で作業中に被告運転の自動車に轢過されて死亡した交通事故に関し,その遺族らが被告に対して不法行為に基づく損害賠償の支払を求めた裁判において,被害者がマンホールの周囲にカラーコーンの設置や警備員の配置をしていなかったことをもって5割の過失相殺をして原告らの請求を一部認容した事案。
事件番号平成23(ワ)631
事件名損害賠償請求事件
裁判所甲府地方裁判所
裁判年月日平成25年1月22日
事案の概要
本件は,土木工事の作業員であるX4が道路上に設置されたマンホール内で作業をしていた際,当該道路を走行した被告運転の自動車(以下「被告車」という。)と衝突して死亡した交通事故について,X4の妻及び子である原告らが,前記事故は,被告がマンホールの蓋の異常を認めたにもかかわらず,マンホール手前で停止ないし最徐行することなく漫然と走行したことで生じたものであるなどと主張して,被告に対し,不法行為に基づき,合計9346万1487円の損害のうち,自賠責保険として受領した金員を控除した6495万9902円(原告X1につき3247万9951円,原告X2及び同X3につき各1623万9975円)及びこれらに対する前記自賠責保険の支払の翌日である平成21年4月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
判示事項の要旨
マンホール工事の作業員がマンホール内で作業中に被告運転の自動車に轢過されて死亡した交通事故に関し,その遺族らが被告に対して不法行為に基づく損害賠償の支払を求めた裁判において,被害者がマンホールの周囲にカラーコーンの設置や警備員の配置をしていなかったことをもって5割の過失相殺をして原告らの請求を一部認容した事案。
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