事件番号平成29(ネ)10004
事件名不正競争行為差止等請求控訴事件
裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日平成29年6月28日
事件種別不正競争・民事訴訟
事案の概要本件は,被控訴人が,控訴人は本件営業譲渡契約を締結して事業全部を被控訴人に譲渡したにもかかわらず,不正の競争の目的をもって同一の事業を行っていると主張して,控訴人に対し,会社法21条3項に基づき,①原判決別紙被告商品等表示目録記載の各表示(以下「控訴人表示」という。)その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業表示をウェブページ,チラシ,ニュースレターその他の広告物に掲載すること,②控訴人表示その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業表示を付した洗剤等を販売すること,③控訴人表示その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業表示を付した洗剤等を製造し又は第三者に製造させることの各差止めを求め,また,原判決別紙原告商品等表示目録記載の各表示(以下「被控訴人表示」という。)は,被控訴人の商品等表示として需要者の間に広く認識されているところ,控訴人表示は被控訴人表示と類似すると主張して,控訴人に対し,不正競争防止法3条1項に基づき,①控訴人表示をウェブページ,チラシ,ニュースレターその他の広告物に掲載すること,②控訴人表示を付した洗剤等を販売すること,③控訴人表示を付した洗剤等を第三者に製造させることの各差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,④ウェブページ,チラシ,ニュースレターその他の広告物から控訴人表示を抹消すること,⑤控訴人表示を付した洗剤及び洗濯活性剤の廃棄を求め,さらに,控訴人が平成26年10月から平成28年3月までに不正競争を行って被控訴人の営業上の利益を侵害したと主張して,控訴人に対し,同法4条に基づき,損害賠償金3300万円(同法5条2項による損害賠償金1億5556万6197円の一部である3000万円及び弁護士費用300万円の合計額)及びこれに対する不正競争行為後である平成28年4月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
事件番号平成29(ネ)10004
事件名不正競争行為差止等請求控訴事件
裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日平成29年6月28日
事件種別不正競争・民事訴訟
事案の概要
本件は,被控訴人が,控訴人は本件営業譲渡契約を締結して事業全部を被控訴人に譲渡したにもかかわらず,不正の競争の目的をもって同一の事業を行っていると主張して,控訴人に対し,会社法21条3項に基づき,①原判決別紙被告商品等表示目録記載の各表示(以下「控訴人表示」という。)その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業表示をウェブページ,チラシ,ニュースレターその他の広告物に掲載すること,②控訴人表示その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業表示を付した洗剤等を販売すること,③控訴人表示その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業表示を付した洗剤等を製造し又は第三者に製造させることの各差止めを求め,また,原判決別紙原告商品等表示目録記載の各表示(以下「被控訴人表示」という。)は,被控訴人の商品等表示として需要者の間に広く認識されているところ,控訴人表示は被控訴人表示と類似すると主張して,控訴人に対し,不正競争防止法3条1項に基づき,①控訴人表示をウェブページ,チラシ,ニュースレターその他の広告物に掲載すること,②控訴人表示を付した洗剤等を販売すること,③控訴人表示を付した洗剤等を第三者に製造させることの各差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,④ウェブページ,チラシ,ニュースレターその他の広告物から控訴人表示を抹消すること,⑤控訴人表示を付した洗剤及び洗濯活性剤の廃棄を求め,さらに,控訴人が平成26年10月から平成28年3月までに不正競争を行って被控訴人の営業上の利益を侵害したと主張して,控訴人に対し,同法4条に基づき,損害賠償金3300万円(同法5条2項による損害賠償金1億5556万6197円の一部である3000万円及び弁護士費用300万円の合計額)及びこれに対する不正競争行為後である平成28年4月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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