平成18(わ)6978 殺人未遂被告事件平成20年05月26日大阪地方裁判所第11刑事部

事件番号	平成18(わ)6978
事件名	殺人未遂被告事件
裁判所	大阪地方裁判所第11刑事部
裁判年月日	平成20年5月26日
判示事項の要旨	統合失調症に罹患していた被告人が，かねて自宅に隣接する家人から誹謗中傷されていると邪推し，同家人を殺害しようと企て，隣家に侵入し，所携の文化包丁で家人４人を突き刺すなどしたが，同家人らに妨害されたため，殺害目的を遂げなかったという殺人未遂被告事件において，公判段階での鑑定結果を踏まえて，被告人が本件各犯行を正に行っている際にも幻聴を聞いていたとの弁護人の主張を排斥できず，本件各犯行時，被告人は，活発化していた幻聴や妄想に強く影響されていたことが明らかであるなどの事情に照らし，心神喪失状態であったとの合理的な疑いが残るとして，無罪が言い渡された事例。

事件番号	平成18(わ)6978
事件名	殺人未遂被告事件
裁判所	大阪地方裁判所第11刑事部
裁判年月日	平成20年5月26日

判示事項の要旨
統合失調症に罹患していた被告人が，かねて自宅に隣接する家人から誹謗中傷されていると邪推し，同家人を殺害しようと企て，隣家に侵入し，所携の文化包丁で家人４人を突き刺すなどしたが，同家人らに妨害されたため，殺害目的を遂げなかったという殺人未遂被告事件において，公判段階での鑑定結果を踏まえて，被告人が本件各犯行を正に行っている際にも幻聴を聞いていたとの弁護人の主張を排斥できず，本件各犯行時，被告人は，活発化していた幻聴や妄想に強く影響されていたことが明らかであるなどの事情に照らし，心神喪失状態であったとの合理的な疑いが残るとして，無罪が言い渡された事例。

判示事項の要旨

統合失調症に罹患していた被告人が，かねて自宅に隣接する家人から誹謗中傷されていると邪推し，同家人を殺害しようと企て，隣家に侵入し，所携の文化包丁で家人４人を突き刺すなどしたが，同家人らに妨害されたため，殺害目的を遂げなかったという殺人未遂被告事件において，公判段階での鑑定結果を踏まえて，被告人が本件各犯行を正に行っている際にも幻聴を聞いていたとの弁護人の主張を排斥できず，本件各犯行時，被告人は，活発化していた幻聴や妄想に強く影響されていたことが明らかであるなどの事情に照らし，心神喪失状態であったとの合理的な疑いが残るとして，無罪が言い渡された事例。