事件番号平成24(ラ)267
事件名文書提出命令申立却下決定に対する即時抗告事件
裁判所名古屋高等裁判所 民事第3部
裁判年月日平成25年5月27日
結果破棄差戻
原審裁判所名古屋地方裁判所
原審事件番号平成24(モ)250
原審結果却下
事案の概要本件は,抗告人を原告(反訴被告)とし,Aを被告(反訴原告,以下「被告」という。)とする基本事件(名古屋地方裁判所平成23年(ワ)第6398号債務不存在確認等請求事件,同第7435号損害賠償反訴請求事件)において,抗告人が,原決定別紙文書目録記載の各診療録等(以下「本件文書」という。)について,これを所持する医療機関である相手方に対して文書提出命令の申立てをした事案である。
判示事項の要旨PTSD治療に関する診療録等に対する文書提出命令について,患者である被告が本案訴訟において,陳述書等により,傷病名及び症状とその経過という一般的には知られていない事実を自ら開示している場合には,その限度で医師の黙秘義務は免除されたものというべきであるとして,診療録の一部について文書提出義務を肯定した事例
事件番号平成24(ラ)267
事件名文書提出命令申立却下決定に対する即時抗告事件
裁判所名古屋高等裁判所 民事第3部
裁判年月日平成25年5月27日
結果破棄差戻
原審裁判所名古屋地方裁判所
原審事件番号平成24(モ)250
原審結果却下
事案の概要
本件は,抗告人を原告(反訴被告)とし,Aを被告(反訴原告,以下「被告」という。)とする基本事件(名古屋地方裁判所平成23年(ワ)第6398号債務不存在確認等請求事件,同第7435号損害賠償反訴請求事件)において,抗告人が,原決定別紙文書目録記載の各診療録等(以下「本件文書」という。)について,これを所持する医療機関である相手方に対して文書提出命令の申立てをした事案である。
判示事項の要旨
PTSD治療に関する診療録等に対する文書提出命令について,患者である被告が本案訴訟において,陳述書等により,傷病名及び症状とその経過という一般的には知られていない事実を自ら開示している場合には,その限度で医師の黙秘義務は免除されたものというべきであるとして,診療録の一部について文書提出義務を肯定した事例
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