事件番号令和3(ワ)31866
事件名損害賠償請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和5年2月10日
事件種別著作権・民事訴訟
事案の概要本訴は、原告が、被告会社との間で、オンライン動画共有プラットフォームであるYouTube上に開設された、「(チャンネル名は省略)」のチャンネル名のYouTubeチャンネル(以下「本件チャンネル」という。)に、原告が出演する動画を被告会社が有償で編集し、アップロードをする旨の合意をし、被告会社が同合意に基づく業務を行っていたことに関し、①被告らは、本件チャンネルと紐づけされているGoogleアカウント(以下「本件アカウント」という。)のパスワードを原告の承諾なく変更し、原告の権利を違法に侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯して、原告が被った損害205万円及びこれに対する不法行為の後の日である令和3年11月26日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求め、②被告らは、令和3年11月26日以後、原告の承諾なく被告会社のウェブサイト上に原告の容姿が表示された動画のサムネイル(別紙サムネイル目録記載の各サムネイル。以下「本件各サムネイル」という。)を掲載し続け、本件各サムネイルに係る原告の肖像権を侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯して、慰謝料25万円及びこれに対する不法行為日である令和3年11月26日から支払済みまで上記割合による遅延損害金の支払を求め、③被告会社は、原告との間の合意に基づいて、原告が制作し、被告会社が編集した未公開動画(別紙未公開動画目録記載の動画。以下「本件未公開動画」という。)のデータを引き渡す等の義務を負っていたにもかかわらず、これを履行していないなどとして、被告会社に対し、債務不履行に基づき、原告が被った損害3万3000円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和4年1月29日から支払済みまで上記割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
反訴は、①被告会社が、原告は、メッセージアプリLINE上に作成されたグループ内において、別紙投稿目録記載1及び2の投稿(以下、順に「本件投稿1」、「本件投稿2」といい、本件投稿1のうち下線部の表現を番号順に「本件投稿1-①」などという。)並びにGoogle Map上の被告会社のレビュー欄に別紙投稿目録記載3の投稿(以下、「本件投稿3」といい、本件投稿3のうち下線部の表現を番号順に「本件投稿3-①」などという。)をして被告会社の名誉を毀損したとして、原告に対し、被告会社が被った無形損害合計121万円並びにうち55万円に対する不法行為日(本件投稿1の投稿日)である令和3年12月2日から、うち22万円に対する不法行為日(本件投稿2の投稿日)である同月23日から及びうち44万円に対する不法行為日(本件投稿3の投稿日)である令和4年1月5日から、それぞれ支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求め、②被告Bが、原告は、本件投稿1及び2をして被告Bの名誉を毀損し、又は被告Bを侮辱したとして、原告に対し、民法709条に基づき、被告Bが被った損害合計77万9405円並びにうち55万9405円に対する不法行為日(本件投稿1の投稿日)である令和3年12月2日から及びうち22万円に対する不法行為日(本件投稿2の投稿日)である同月23日から、それぞれ支払済みまで上記割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
事件番号令和3(ワ)31866
事件名損害賠償請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和5年2月10日
事件種別著作権・民事訴訟
事案の概要
本訴は、原告が、被告会社との間で、オンライン動画共有プラットフォームであるYouTube上に開設された、「(チャンネル名は省略)」のチャンネル名のYouTubeチャンネル(以下「本件チャンネル」という。)に、原告が出演する動画を被告会社が有償で編集し、アップロードをする旨の合意をし、被告会社が同合意に基づく業務を行っていたことに関し、①被告らは、本件チャンネルと紐づけされているGoogleアカウント(以下「本件アカウント」という。)のパスワードを原告の承諾なく変更し、原告の権利を違法に侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯して、原告が被った損害205万円及びこれに対する不法行為の後の日である令和3年11月26日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求め、②被告らは、令和3年11月26日以後、原告の承諾なく被告会社のウェブサイト上に原告の容姿が表示された動画のサムネイル(別紙サムネイル目録記載の各サムネイル。以下「本件各サムネイル」という。)を掲載し続け、本件各サムネイルに係る原告の肖像権を侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯して、慰謝料25万円及びこれに対する不法行為日である令和3年11月26日から支払済みまで上記割合による遅延損害金の支払を求め、③被告会社は、原告との間の合意に基づいて、原告が制作し、被告会社が編集した未公開動画(別紙未公開動画目録記載の動画。以下「本件未公開動画」という。)のデータを引き渡す等の義務を負っていたにもかかわらず、これを履行していないなどとして、被告会社に対し、債務不履行に基づき、原告が被った損害3万3000円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和4年1月29日から支払済みまで上記割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
反訴は、①被告会社が、原告は、メッセージアプリLINE上に作成されたグループ内において、別紙投稿目録記載1及び2の投稿(以下、順に「本件投稿1」、「本件投稿2」といい、本件投稿1のうち下線部の表現を番号順に「本件投稿1-①」などという。)並びにGoogle Map上の被告会社のレビュー欄に別紙投稿目録記載3の投稿(以下、「本件投稿3」といい、本件投稿3のうち下線部の表現を番号順に「本件投稿3-①」などという。)をして被告会社の名誉を毀損したとして、原告に対し、被告会社が被った無形損害合計121万円並びにうち55万円に対する不法行為日(本件投稿1の投稿日)である令和3年12月2日から、うち22万円に対する不法行為日(本件投稿2の投稿日)である同月23日から及びうち44万円に対する不法行為日(本件投稿3の投稿日)である令和4年1月5日から、それぞれ支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求め、②被告Bが、原告は、本件投稿1及び2をして被告Bの名誉を毀損し、又は被告Bを侮辱したとして、原告に対し、民法709条に基づき、被告Bが被った損害合計77万9405円並びにうち55万9405円に対する不法行為日(本件投稿1の投稿日)である令和3年12月2日から及びうち22万円に対する不法行為日(本件投稿2の投稿日)である同月23日から、それぞれ支払済みまで上記割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
このエントリーをはてなブックマークに追加