事件番号令和1(ワ)25550
事件名設計図面の複製の差止め等請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和4年3月30日
事件種別著作権・民事訴訟
事案の概要本件は、原告が、被告に対し、①被告が原告を欺いて別紙書類目録記載の書類(以下「本件企画書」という。)の利用許諾をさせたことは、本件企画書の著作者である原告に対する不法行為を構成するとして、民法709条に基づき、損害金(合計23億8886円3015円のうち10億円)及びこれに対する平成29年法律第44号による改正前の民法(以下同じ。)所定の遅延損害金の支払を求め、②被告が、本件企画書を複製及び改変し、別紙図面①及び②によって表現される建築(以下「本件建物」という。)を複製して、本件企画書に係る原告の複製権及び同一性保持権並びに本件建物に係る原告の複製権を侵害するおそれがあるとして、著作権法112条1項に基づき、本件企画書の複製及び改変並びに本件建物の建築の差止めを求め、③原告が、被告に本件企画書の利用を許諾するなどして、被告が公有地の開発事業の事業予定者として選定されるためのコンサルティング業務を行ったことについて、商法512条に基づき、相当の額の報酬(合計10億8619万6877円のうち10億円)及びこれに対する民法所定の遅延損害金の支払を求める事案である。
事件番号令和1(ワ)25550
事件名設計図面の複製の差止め等請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和4年3月30日
事件種別著作権・民事訴訟
事案の概要
本件は、原告が、被告に対し、①被告が原告を欺いて別紙書類目録記載の書類(以下「本件企画書」という。)の利用許諾をさせたことは、本件企画書の著作者である原告に対する不法行為を構成するとして、民法709条に基づき、損害金(合計23億8886円3015円のうち10億円)及びこれに対する平成29年法律第44号による改正前の民法(以下同じ。)所定の遅延損害金の支払を求め、②被告が、本件企画書を複製及び改変し、別紙図面①及び②によって表現される建築(以下「本件建物」という。)を複製して、本件企画書に係る原告の複製権及び同一性保持権並びに本件建物に係る原告の複製権を侵害するおそれがあるとして、著作権法112条1項に基づき、本件企画書の複製及び改変並びに本件建物の建築の差止めを求め、③原告が、被告に本件企画書の利用を許諾するなどして、被告が公有地の開発事業の事業予定者として選定されるためのコンサルティング業務を行ったことについて、商法512条に基づき、相当の額の報酬(合計10億8619万6877円のうち10億円)及びこれに対する民法所定の遅延損害金の支払を求める事案である。
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