事件番号令和2(わ)773
事件名嘱託殺人、有印公文書偽造
裁判所京都地方裁判所 第2刑事部
裁判年月日令和5年12月19日
事案の概要第1 被告人は、甲と共謀の上、令和元年9月28日午後7時20分頃から同日午後8時45分頃までの間に、福岡市a区b所在のc空港内において、行使の目的で、Aの病歴、病状及び予後等が記載され、d大学病院の記名及び医師・医学博士「C(注:Cの名をアルファベットで表記)」との記名のある英文のメディカルレポート2通の各署名欄に、被告人において「C(注:Cの名をアルファベットで表記)」と署名し、もって公文書である国立大学法人d大学d大学病院医師・医学博士「C(注:Cの名をアルファベットで表記)」作成名義のメディカルレポート2通(主文掲記のもの)を偽造した。
第2 被告人は、甲と共謀の上、令和元年11月30日午後5時21分頃から同日午後5時37分頃までの間に、京都市e区内のB方において、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患していた同人(当時51歳)の嘱託を受け、殺意をもって、ペントバルビタール相当量を同人の身体に造設されていた胃ろうから胃内に注入し、よって、同日午後8時10分頃、同市f区内の病院において、同人を急性ペントバルビタール中毒により死亡させて殺害した。
事件番号令和2(わ)773
事件名嘱託殺人、有印公文書偽造
裁判所京都地方裁判所 第2刑事部
裁判年月日令和5年12月19日
事案の概要
第1 被告人は、甲と共謀の上、令和元年9月28日午後7時20分頃から同日午後8時45分頃までの間に、福岡市a区b所在のc空港内において、行使の目的で、Aの病歴、病状及び予後等が記載され、d大学病院の記名及び医師・医学博士「C(注:Cの名をアルファベットで表記)」との記名のある英文のメディカルレポート2通の各署名欄に、被告人において「C(注:Cの名をアルファベットで表記)」と署名し、もって公文書である国立大学法人d大学d大学病院医師・医学博士「C(注:Cの名をアルファベットで表記)」作成名義のメディカルレポート2通(主文掲記のもの)を偽造した。
第2 被告人は、甲と共謀の上、令和元年11月30日午後5時21分頃から同日午後5時37分頃までの間に、京都市e区内のB方において、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患していた同人(当時51歳)の嘱託を受け、殺意をもって、ペントバルビタール相当量を同人の身体に造設されていた胃ろうから胃内に注入し、よって、同日午後8時10分頃、同市f区内の病院において、同人を急性ペントバルビタール中毒により死亡させて殺害した。
このエントリーをはてなブックマークに追加