事件番号令和1(ワ)34855
事件名損害賠償等請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和5年8月10日
事案の概要本件は、被告が運営する㋑大学(以下「本件大学」という。)の医学部(以下「本件医学部」という。)の平成30年度入学試験を受験した原告が、被告に対し、①被告が、原告について不合格の判定をしたことは、被告の裁量権を逸脱、濫用する違法なものであり、原告の公正な判定を受ける権利又は法律上保護された利益が侵害されたと主張し、不法行為に基づく損害賠償として5611万2129円及びこれに対する令和2年1月9日(不法行為の日の後である訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、②被告が、原告が不合格であるとの虚偽の不合格発表を行ったこと及び記者会見で「特殊な事情」があったため不合格としたと述べたことによって、原告は社会的評価を低下させられ、名誉感情を著しく傷つけられたと主張し、不法行為に基づく損害賠償として220万円及びこれに対する令和2年1月9日から支払済みまで同法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
事件番号令和1(ワ)34855
事件名損害賠償等請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和5年8月10日
事案の概要
本件は、被告が運営する㋑大学(以下「本件大学」という。)の医学部(以下「本件医学部」という。)の平成30年度入学試験を受験した原告が、被告に対し、①被告が、原告について不合格の判定をしたことは、被告の裁量権を逸脱、濫用する違法なものであり、原告の公正な判定を受ける権利又は法律上保護された利益が侵害されたと主張し、不法行為に基づく損害賠償として5611万2129円及びこれに対する令和2年1月9日(不法行為の日の後である訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、②被告が、原告が不合格であるとの虚偽の不合格発表を行ったこと及び記者会見で「特殊な事情」があったため不合格としたと述べたことによって、原告は社会的評価を低下させられ、名誉感情を著しく傷つけられたと主張し、不法行為に基づく損害賠償として220万円及びこれに対する令和2年1月9日から支払済みまで同法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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