事件番号令和4(ワ)70139等
事件名特許を受ける権利の確認請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和6年1月22日
事件種別特許権・民事訴訟
事案の概要⑴ 第1事件は、原告が、別紙発明目録記載1―1ないし1-3の各発明(以下、符号に従い、順に「本件発明1-1」、「本件発明1-2」などといい、併せて「本件各発明1」という。)は、被告Aが原告在職中にした職務発明であり、原告がその特許を受ける権利を有しているにもかかわらず、本件発明1-1については被告Aが、本件発明1-2及び1-3については、被告会社がそれぞれ原告に無断で出願をしたものであると主張して、本件発明1-1については被告Aとの間において、本件発明1-2及び1-3については被告会社との間において、それぞれ原告が特許を受ける権利を有することの確認を求める事案である。
⑵ 第2事件は、原告が、別紙発明目録記載2の発明(以下、「本件発明2」という。)は、被告Bが原告在職中にした職務発明であり、原告がその特許を受ける権利を有しているにもかかわらず、被告Bが原告に無断で出願をしたものであると主張して、本件発明2につき、被告Bとの間において、原告が特許を受ける権利を有することの確認を求める事案である。
⑶ 本件発明1-1、本件発明1-3及び本件発明2に係る各出願は、国際特許出願であるのに対し、本件発明1-2に係る出願は、国内特許出願である。このうち、上記各国際特許出願については、指定国においても国内移行手続が行われずにいずれも取下擬制がされており(第1回弁論準備手続調書参照)、確認の利益についても争点とされている。他方、本件発明2については、被告は、その職務発明性を争っていない。したがって、職務発明性が争点とされるのは、本件各発明1に限られる。
事件番号令和4(ワ)70139等
事件名特許を受ける権利の確認請求事件
裁判所東京地方裁判所
裁判年月日令和6年1月22日
事件種別特許権・民事訴訟
事案の概要
⑴ 第1事件は、原告が、別紙発明目録記載1―1ないし1-3の各発明(以下、符号に従い、順に「本件発明1-1」、「本件発明1-2」などといい、併せて「本件各発明1」という。)は、被告Aが原告在職中にした職務発明であり、原告がその特許を受ける権利を有しているにもかかわらず、本件発明1-1については被告Aが、本件発明1-2及び1-3については、被告会社がそれぞれ原告に無断で出願をしたものであると主張して、本件発明1-1については被告Aとの間において、本件発明1-2及び1-3については被告会社との間において、それぞれ原告が特許を受ける権利を有することの確認を求める事案である。
⑵ 第2事件は、原告が、別紙発明目録記載2の発明(以下、「本件発明2」という。)は、被告Bが原告在職中にした職務発明であり、原告がその特許を受ける権利を有しているにもかかわらず、被告Bが原告に無断で出願をしたものであると主張して、本件発明2につき、被告Bとの間において、原告が特許を受ける権利を有することの確認を求める事案である。
⑶ 本件発明1-1、本件発明1-3及び本件発明2に係る各出願は、国際特許出願であるのに対し、本件発明1-2に係る出願は、国内特許出願である。このうち、上記各国際特許出願については、指定国においても国内移行手続が行われずにいずれも取下擬制がされており(第1回弁論準備手続調書参照)、確認の利益についても争点とされている。他方、本件発明2については、被告は、その職務発明性を争っていない。したがって、職務発明性が争点とされるのは、本件各発明1に限られる。
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