事件番号令和5特(わ)1278
事件名不正競争防止法違反
裁判所東京地方裁判所 刑事第8部
裁判年月日令和7年2月25日
事案の概要被告人は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という。)の上級主任研究員として勤務し、同研究所の材料・化学領域触媒化学融合研究センター革新的酸化チームにおいて、低環境負荷型フッ素材料の開発等に関する研究に従事し、同研究所からその営業秘密を示されていたものであるが、不正の利益を得る目的で、その営業秘密の管理に係る任務に背き、平成30年4月13日午後4時28分頃、茨城県つくば市東1丁目1番地1同研究所つくばセンターつくば中央第五事業所つくば中央5-1D棟において、同研究所の営業秘密であるへプタフルオロイソブチロニトリル(化学式「C4F7N」。以下「C4」という。)の合成技術情報(以下「本件ノウハウ」という。)が記載されたファイルデータを、被告人が使用するメールアドレス(以下「本件アドレス」という。)からB有限公司(以下「B社」という。)のCが使用するメールアドレスに電子メールに添付して送信し(以下、本件ノウハウに係るファイルデータが添付されたメールを「本件メール」という。)、もって営業秘密を開示したものである。
事件番号令和5特(わ)1278
事件名不正競争防止法違反
裁判所東京地方裁判所 刑事第8部
裁判年月日令和7年2月25日
事案の概要
被告人は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という。)の上級主任研究員として勤務し、同研究所の材料・化学領域触媒化学融合研究センター革新的酸化チームにおいて、低環境負荷型フッ素材料の開発等に関する研究に従事し、同研究所からその営業秘密を示されていたものであるが、不正の利益を得る目的で、その営業秘密の管理に係る任務に背き、平成30年4月13日午後4時28分頃、茨城県つくば市東1丁目1番地1同研究所つくばセンターつくば中央第五事業所つくば中央5-1D棟において、同研究所の営業秘密であるへプタフルオロイソブチロニトリル(化学式「C4F7N」。以下「C4」という。)の合成技術情報(以下「本件ノウハウ」という。)が記載されたファイルデータを、被告人が使用するメールアドレス(以下「本件アドレス」という。)からB有限公司(以下「B社」という。)のCが使用するメールアドレスに電子メールに添付して送信し(以下、本件ノウハウに係るファイルデータが添付されたメールを「本件メール」という。)、もって営業秘密を開示したものである。
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