事件番号令和6(行コ)52
事件名旅券発給拒否取消等請求控訴事件
裁判所東京高等裁判所
裁判年月日令和7年1月30日
事案の概要一審原告は、外務大臣に対して一般旅券の発給申請をしたところ、外務大臣から、トルコ共和国(トルコ)への入国が認められない者であるから旅券法13条1項1号に該当するとして、一般旅券の発給拒否処分(本件旅券発給拒否処分)を受けた。一審原告は、一審被告に対し、①本件旅券発給拒否処分の取消し、②主位的に全ての地域を渡航先として記載した一般旅券の発給の義務付け、予備的にトルコ以外の全ての地域を渡航先として記載した一般旅券の発給の義務付け、③外務大臣が本件旅券発給拒否処分をしたことが違法であるとして、国家賠償法(国賠法)1条1項に基づく損害賠償として慰謝料500万円及び弁護士費用50万円並びに本件旅券発給拒否処分のされた日の翌日である令和元年7月11日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた。
原審が①を認容し、②及び③を棄却したところ、請求全部の棄却を求めて一審被告が控訴し、請求全部の認容を求めて一審原告が控訴した。
事件番号令和6(行コ)52
事件名旅券発給拒否取消等請求控訴事件
裁判所東京高等裁判所
裁判年月日令和7年1月30日
事案の概要
一審原告は、外務大臣に対して一般旅券の発給申請をしたところ、外務大臣から、トルコ共和国(トルコ)への入国が認められない者であるから旅券法13条1項1号に該当するとして、一般旅券の発給拒否処分(本件旅券発給拒否処分)を受けた。一審原告は、一審被告に対し、①本件旅券発給拒否処分の取消し、②主位的に全ての地域を渡航先として記載した一般旅券の発給の義務付け、予備的にトルコ以外の全ての地域を渡航先として記載した一般旅券の発給の義務付け、③外務大臣が本件旅券発給拒否処分をしたことが違法であるとして、国家賠償法(国賠法)1条1項に基づく損害賠償として慰謝料500万円及び弁護士費用50万円並びに本件旅券発給拒否処分のされた日の翌日である令和元年7月11日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた。
原審が①を認容し、②及び③を棄却したところ、請求全部の棄却を求めて一審被告が控訴し、請求全部の認容を求めて一審原告が控訴した。
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