事件番号令和6(ネ)10079
事件名損害賠償請求控訴事件
裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日令和7年4月24日
事件種別著作権・民事訴訟
事案の概要本件は、原告が、演芸家として活動する被告に対し、原告は本件各小道具を制作して被告に提供したとした上で、①本件各小道具は原告が著作した著作物であり、被告が著作者名を表示しなかったことが著作者人格権(氏名表示権)侵害に当たると主張して、不法行為に基づき、慰謝料500万円及びこれに対する不法行為の後である令和4年7月12日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払、並びに著作権法115条に基づく名誉回復措置として謝罪文の掲載を求めるとともに、②原告が本件各小道具の制作者である旨を被告が公表する旨の合意(本件合意)があったと主張して、債務不履行(履行遅滞)に基づき、前記同額の損害賠償金の支払(単純併合)を求める事案である。
原審が、①原告は著作者名を表示しないことに同意したと認められるから、氏名表示権の侵害は認められない、②原被告間で本件合意が成立したとは認められないとして、原告の請求をいずれも棄却したところ、原告がこれを不服として控訴した。
事件番号令和6(ネ)10079
事件名損害賠償請求控訴事件
裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日令和7年4月24日
事件種別著作権・民事訴訟
事案の概要
本件は、原告が、演芸家として活動する被告に対し、原告は本件各小道具を制作して被告に提供したとした上で、①本件各小道具は原告が著作した著作物であり、被告が著作者名を表示しなかったことが著作者人格権(氏名表示権)侵害に当たると主張して、不法行為に基づき、慰謝料500万円及びこれに対する不法行為の後である令和4年7月12日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払、並びに著作権法115条に基づく名誉回復措置として謝罪文の掲載を求めるとともに、②原告が本件各小道具の制作者である旨を被告が公表する旨の合意(本件合意)があったと主張して、債務不履行(履行遅滞)に基づき、前記同額の損害賠償金の支払(単純併合)を求める事案である。
原審が、①原告は著作者名を表示しないことに同意したと認められるから、氏名表示権の侵害は認められない、②原被告間で本件合意が成立したとは認められないとして、原告の請求をいずれも棄却したところ、原告がこれを不服として控訴した。
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