事件番号令和3(ワ)517
事件名損害賠償請求事件
裁判所水戸地方裁判所 民事第1部
裁判年月日令和7年4月11日
事案の概要本件は、地方公共団体である原告が、被告らに対し、原告が県内の阿見浄水場で使用する活性炭の再生業務について実施した平成26年度から平成28年度までの3回の一般競争入札において、被告らを含む16の事業者が、事前に再生業務の供給予定者及び入札価格を調整する談合行為をし、原告は、かかる談合行為がなければ形成されたであろう落札価格と、現実の落札価格との差額分につき損害を被ったなどと主張して、共同不法行為に基づき、損害金合計3億9707万5629円(①平成26年度分:損害金元本1億1190万2688円、弁護士費用1119万円、確定遅延損害金282万6303円。②平成27年度分:損害金元本1億2995万3565円、弁護士費用1300万円、確定遅延損害金319万4932円。③平成28年度分:損害金元本1億1138万8770円、弁護士費用1114万円、確定遅延損害金247万9371円。)及びうち各年度の損害金元本と弁護士費用の合計額に対する、平成26年度分については平成27年6月25日から、平成27年度分については平成28年6月24日から、平成28年度分については平成29年6月23日から(いずれも不法行為の日より後の日)、各支払済みまで、民法(平成29年度法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
事件番号令和3(ワ)517
事件名損害賠償請求事件
裁判所水戸地方裁判所 民事第1部
裁判年月日令和7年4月11日
事案の概要
本件は、地方公共団体である原告が、被告らに対し、原告が県内の阿見浄水場で使用する活性炭の再生業務について実施した平成26年度から平成28年度までの3回の一般競争入札において、被告らを含む16の事業者が、事前に再生業務の供給予定者及び入札価格を調整する談合行為をし、原告は、かかる談合行為がなければ形成されたであろう落札価格と、現実の落札価格との差額分につき損害を被ったなどと主張して、共同不法行為に基づき、損害金合計3億9707万5629円(①平成26年度分:損害金元本1億1190万2688円、弁護士費用1119万円、確定遅延損害金282万6303円。②平成27年度分:損害金元本1億2995万3565円、弁護士費用1300万円、確定遅延損害金319万4932円。③平成28年度分:損害金元本1億1138万8770円、弁護士費用1114万円、確定遅延損害金247万9371円。)及びうち各年度の損害金元本と弁護士費用の合計額に対する、平成26年度分については平成27年6月25日から、平成27年度分については平成28年6月24日から、平成28年度分については平成29年6月23日から(いずれも不法行為の日より後の日)、各支払済みまで、民法(平成29年度法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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