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カテゴリー > 総合裁判例集 (福岡高等裁判所 ; アーカイブ : 平成18年11月 ; 降順 ; 裁判年月日で整列)

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事件番号/事件名裁判年月日/裁判所判決書
[下級] [民事] 平成17(ネ)102  1534ViewsMoreinfo
損害賠償
平成17(ネ)102
1. 大学のボート部に所属する新入生cが,同部の新入生歓迎コンパで早飲み競争(一気飲み)等をして意識がない状態になったのに,cを医療機関に搬送せず,同じ新入生のアパートに運んで寝かせていたところ,翌朝,死亡するに至ったという場合に,同部の部長やキャプテンを始め,cを同アパートに運ぶなどした上級生部員らには,cに対する保護義務違反があり,民事上の責任を免れない。 2. しかし,cにも,意識不明の状態になるまで飲酒酩酊した点で過失があり,また,責任を負う部長らの責任が上記1のような保護義務違反にすぎないことからして,大幅な過失相殺がなされるのはやむを得ない。
判示事項の要旨
平成18年11月14日
福岡高等裁判所 第3民事部
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[下級] [労働] 平成18(行コ)16  5509ViewsMoreinfo
懲戒免職処分取消等(通称 町立中学校教諭懲戒免職)
平成18(行コ)16
1 地方公務員たる教員について他の職種の公務員よりも重い懲戒処分の指針(以下「指針」という。)を定めることも,教員が児童・生徒を教育指導する立場にあるというその職責の重さに照らせば,合理的な理由がないとはいえない。2 教員が複数の非違行為を犯した場合には,各非違行為毎の標準処分例よりも更に重い処分(加重処分)をすることは,それができる旨指針に定められている(加重処分条項)ことからしても,許される。  しかし,各非違行為毎の標準処分例が最も重いものでも「停職」に過ぎない場合に,加重処分として「免職」を選択するについては,当該教員をめぐるあらゆる事情を総合考慮した上で,なお同人をその地位にとどめ置くわけにはいかないという場合に,初めてその相当性が肯定される。3 本件のX教員(控訴人)の場合には,? 事故を伴わない酒気帯び運転が相次いで2回,? 生徒の氏名等が保存されていた光磁気ディスク(MO)の紛失の各非違行為が認められ,特に?は強く責められて然るべきである。    しかし,?の標準処分例は「停職」,?のそれは「減給」又は「戒告」であり,?については,運転代行を依頼しようとした経緯があること,2回といっても実質的には一度の機会に繰り返されたものであること,常習性が認められないこと,事故を伴わなかったこと,?については,MOは回収されて実害を生じなかったこと,もともと生徒の成績等の重要な情報は含まれていなかったこと,といった事情があるほか,X教員は,非違行為の発覚後上司の指示どおり謹慎を守ってきたこと,教師としての資質・能力・勤務態度に欠けるところはないばかりか,むしろ高い評価を受けてきた人物であることといった酌むべき事情もある。これらの事情を総合すると,加重処分として「免職」を選択することは,上記2の判断基準に照らして,いかにも厳しすぎる。  よって,X教員に対する懲戒免職処分は違法であって取消しを免れない。
判示事項の要旨
平成18年11月9日
福岡高等裁判所
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[下級] [民事] 平成18(ネ)377  1479ViewsMoreinfo
損害賠償
平成18(ネ)377
1. 従業員が多額の使い込みをした際,雇い主が,今後まじめに働けば,刑事上の責任を問わないが,仮に再度使い込み等をしたら,親兄弟も連帯して,使い込み額を弁償するとの約定書を,従業員とその親兄弟から提出させていた場合,そのような約定も有効である。 2. したがって,従業員が再度使い込み等すれば,上記約定書に基づき親兄弟に対して弁償を求めることは許される。ただし,そこに記載された全額を請求できるわけではなく,親兄弟の資力,雇い主の落ち度などの諸事情を考慮して,一定の限度に制限される。
判示事項の要旨
平成18年11月9日
福岡高等裁判所 第3民事部
詳細/PDF
HTML/TEXT

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