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カテゴリー > 総合裁判例集 (札幌地方裁判所 ; アーカイブ : 平成30年12月 ; 降順 ; 裁判年月日で整列)

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事件番号/事件名裁判年月日/裁判所判決書
[下級] [刑事] 平成30(わ)135  427ViewsMoreinfo
窃盗,住居侵入,強盗致傷被告事件
平成30(わ)135
本件犯行の悪質性等本件は,被告人3名が,他の共犯者らと共謀の上,民家への侵入強盗を企て,途中,逃走用車両に付け替えるため,駐車中の自動車2台からナンバープレート合計2枚を窃取した上,未明に民家に侵入し,家人のうち1名をバールで殴って傷害を負わせたが,財物の奪取には至らなかったという事案である。
事案の概要
平成30年12月21日
札幌地方裁判所
詳細/PDF
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[下級] [刑事] 平成30(わ)400  315ViewsMoreinfo
強盗致傷,建造物侵入,窃盗被告事件
平成30(わ)400
本件のような暴力を使ってでも金品を奪おうという意思を通じ合わせていたことは明らかである。しかも,手荷物を持たない相手から身に着けている金品を奪う際は,抵抗にあうなどして実力行使に出る展開となることが容易に予想できる。被告人Aは,コンビニエンスストアの駐車場にいた頃に,手荷物を持っていないことを認識した上で被害者に狙いを定めており,場合によっては本件のような暴力を使ってでも金品を奪い取ろうとする意思があったと認められ,同B及び同Cも,その行動の状況等からして,同じ頃に同Aと同じ認識や意思を共有していたと認められる(被告人B,同Cはその頃車内で寝ていたと供述するが,不自然で信用できない。)。2 以上より,被告人らは,少なくとも駐車場を出る頃には,ともに強盗をする意思を有し,その共謀が成立していたと認められる。第5 被告人らの供述について1 被告人らの供述は,被害者の証言と食い違う上,相互に矛盾する点,不自然な点が多く,その中には,被告人Bは同A及び同Cに,同A及び同Cは同Bにそれぞれ責任を押し付けようとする部分もある。被告人Aは,被害者を囲んで身体を触るなどして,隙を突いて金品を奪うという認識でおり,本件のような暴行は想定外でパニックになったと述べている。しかし,そのような方法で手荷物を持たない相手から金品を奪えるとは考えられず,不合理である。被告人Aは,同Bが強度の暴行をした後も,ナンバープレートを見られないよう車を移動させるなど冷静に行動していたと認められ,その点でも不自然である。なお,被害者の胸倉をつかんで転ばせようとする程度は想定内であったとも述べているが,そうであれば強盗を実行する意思があったことにほかならない。被告人Cは,金品を奪うつもりも,金品を奪う目的で暴行をするつもりもなかったと述べている。しかし,その供述には,被告人Bに続いて降車したのは単に同被告人がけんかを始めることなどへの興味本位からであったとか,被害者が金品を奪われる場面を一切見ていないなど,不自然な部分が多い。なお,本件の翌日には,被告人Aから,再び本件同様の行為をすることをLINEで誘われると,躊躇なく即座にこれに応じる返信をしている。これによれば,被告人Cは,その前日の本件に際しても,同Aらとともにこのような行為をする意思があったとしても何らおかしくないといえる。なお,被告人Bは,降車後にはじめて相手が手ぶらだと分かり,暴力を振るってでも金品を奪うしかないと思ったとか,自身は被害者の胸倉をつかんで揺さぶるなどしたにとどまると述べている。しかし,その供述にあるように,仮に,途中で被告人Bに代わって同Cが被害者の胸倉をつかみ,膝蹴りなどを繰り返したとすれば,着衣の色の違いなどもあって,被害者の印象や記憶に残るであろうにもかかわらず,被害者はそうは述べていない。被告人Bの供述には,大きな内容の変化や,犯行直前まで寝ていたなどという不自然な部分もある。3 以上のとおり,被告人らの供述はいずれも信用できず,被害者証言の信用性や被告人らの認識に関する判断に影響を及ぼすものではない。第6 結論以上により,被告人らには強盗致傷の共同正犯が成立するので,判示のとおり認定した。(法令の適用)1 被告人Aについて(判示事実全部)被告人Aの判示第1及び第2の各行為はいずれも刑法60条,235条に,判示第3の行為は同法60条,240条前段に,判示第4の行為のうち建造物侵入の点は同法60条,130条前段に,窃盗の点は同法60条,235条にそれぞれ該当するところ,判示第4の建造物侵入と窃盗との間には手段結果の関係があるので,同法54条1項後段,10条により1罪として重い窃盗罪の刑で処断することとし,各所定刑中判示第1,第2及び第4の各罪についてはいずれも懲役刑を,判示第3の罪については有期懲役刑をそれぞれ選択し,以上は同法45条前段の併合罪であるから,同法47条本文,10条により最も重い判示第3の罪の刑に法定の加重をした刑期の範囲内で被告人Aを懲役7年に処し,同法21条を適用して未決勾留日数中130日をその刑に算入し,訴訟費用は,刑事訴訟法181条1項ただし書を適用して被告人Aに負担させないこととする。2 被告人Bについて(判示第3,第4)被告人Bの判示第3の行為は刑法60条,240条前段に,判示第4の行為のうち建造物侵入の点は同法60条,130条前段に,窃盗の点は同法60条,235条にそれぞれ該当するところ,判示第4の建造物侵入と窃盗との間には手段結果の関係があるので,同法54条1項後段,10条により1罪として重い窃盗罪の刑で処断することとし,各所定刑中判示第3の罪については有期懲役刑を,判示第4の罪については懲役刑をそれぞれ選択し,以上は同法45条前段の併合罪であるから,同法47条本文,10条により重い判示第3の罪の刑に法定の加重をした刑期の範囲内で被告人Bを懲役6年4月に処し,同法21条を適用して未決勾留日数中130日をその刑に算入し,訴訟費用は,刑事訴訟法181条1項ただし書を適用して被告人Bに負担させないこととする。3 被告人Cについて(判示第3)被告人Cの判示第3の行為は刑法60条,240条前段に該当するところ,所定刑中有期懲役刑を選択し,なお犯情を考慮し,同法66条,71条,68条3号を適用して酌量減軽をした刑期の範囲内で被告人Cを懲役5年8月に処し,同法21条を適用して未決勾留日数中100日をその刑に算入し,訴訟費用は,刑事訴訟法181条1項ただし書を適用して被告人Cに負担させないこととする。(量刑の理由)1 強盗致傷の犯行態様は,深夜,人の気配のない路上で,酒に酔った被害者を被告人3名で取り囲み,一方的に暴行に及んで財布等を奪ったという卑劣かつ悪質なものである。被害者は肋骨骨折等の重大な傷害を負い,被害額も少なくない。金銭欲しさという身勝手な動機から,偶然通りかかった被害者に狙いを定めて躊躇せず犯行に及んでおり,強い非難に値する。各自がどの程度利益を得たかは明らかではないが,各被告人は暴行に及び,互いの行為等を利用し連携して金品を奪う目的を遂げており,責任は等しく重い。2 また,近い時期に被告人Aは3件の窃盗等に,同Bは1件の窃盗等にもそれぞれ及んでいる。3 以上のとおり,本件は,同種の強盗致傷事案と比較しても相応に重い事案である。
事案の概要
平成30年12月17日
札幌地方裁判所
詳細/PDF
HTML/TEXT
[下級] [刑事] 平成30(わ)198  319ViewsMoreinfo
傷害被告事件
平成30(わ)198
頭部をハンマーで殴打し,全治約2週間の傷害を負わせた行為について,正当防衛の成立が認められ,無罪となった事案
判示事項の要旨
平成30年12月3日
札幌地方裁判所
詳細/PDF
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