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2019/05/15 13:00 更新

事件番号平成30(行ケ)10057
事件名審決取消請求事件
裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日平成30年12月18日
事件種別特許権・行政訴訟
発明の名称二次元コード,ステルスコード,情報コードの読み取り装置及びステルスコードの読み取り装置
事案の概要本件特許の特許請求の範囲請求項1の記載は,以下のとおりである(以下「本件発明」という。)。その特許請求の範囲,明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。【請求項1】反射又は放射の波長特性が異なる3種以上の表示領域を二次元的な配列で並べて形成され,この配列における表示領域の波長特性の組み合せを情報表示の要素としたことを特徴とする二次元コード。3 本件審決の理由の要旨⑴ 本件審決の理由は,別紙審決書(写し)記載のとおりである。要するに,本件発明は,①後記アの引用例1記載の発明(以下「引用発明1」という。)に該当し,また,②後記イの引用例2記載の発明(以下「引用発明2」という。)に該当するから,特許法29条1項3号により特許を受けることができない,というものである。ア 引用例1:特開平5-233898号公報(乙2)イ 引用例2:特開平5-258095号公報(乙3)⑵ 本件審決は,引用発明1及び本件発明と引用発明1との一致点・相違点を,以下のとおり認定した。ア 引用発明1携帯用光学式カード1などの表面の所定領域を白地に形成した情報記録領域2を,縦方向に等間隔で複数の単位情報記録領域2-1,2-2,2-3,…,2-nに区分けし,単位情報記録領域2-1,2-2,2-3,…,2-nそれぞれを,マトリクス状に2×2の四つの単位領域a,b,c,dに区分けし,各単位情報記録領域は,隣接する四つの単位領域a,b,c,d毎に「マーク無し」,「マーク有り」の二つの状態を記録するカルラコードにおいて,/隣接する四つの単位領域a,b,c,dに対して,赤色の第1のマークMK1,緑色の第2のマークMK2,黄色の第3のマークMK3のいずれかを印刷し,/赤色と緑色と黄色の三色のマークに加え白色(無色)の4色で4値の情報を一の単位領域に対して与えることで,2×2のマトリクスを形成する隣接する四つの単位領域からなる一の単位情報記録領域2-1では4値の組み合わせで44=256種類の情報の記録が可能なコード。(「/」は改行部分を示す。以下同じ。)イ 一致点・相違点本件発明と引用発明1は,「反射又は放射の波長特性が異なる3種以上の表示領域を二次元的な配列で並べて形成され,この配列における表示領域の波長特性の組み合せを情報表示の要素とした二次元コード。」の発明である点で一致し,相違点はない。⑶ 本件審決は,引用発明2及び本件発明と引用発明2との一致点・相違点を,以下のとおり認定した。ア 引用発明2情報記録領域2を,複数の単位情報記録領域2-1,2-2,2-3,…,2-nに区分けし,これら単位情報記録領域2-1,2-2,2-3,…,2-nを,それぞれ2×2のマトリクス状に四つの単位領域a,b,c,dに区分けし,隣接する四つの単位領域a,b,c,dの任意の領域に「黒色マーク」,「白色マーク」を付け,これらの組合せでデータの記録を行うカルラコードにおいて,/単位領域a,b,c,dに三色以上のマークを付するように構成することで,隣接する四つの単位領域から構成される一単位情報記録領域に対して44=256種類の情報の記録が可能なカルラコード。イ 一致点・相違点本件発明と引用発明2は,「反射又は放射の波長特性が異なる3種以上の表示領域を二次元的な配列で並べて形成され,この配列における表示領域の波長特性の組み合せを情報表示の要素とした二次元コード。」の発明である点で一致し,相違点はない。4 取消事由⑴ 取消事由1(引用発明1に基づく新規性判断の誤り:相違点の看過)⑵ 取消事由2(引用発明2に基づく新規性判断の誤り:相違点の看過)第3 当事者の主張1 本案前の答弁〔被告の主張〕本件訴えは,被告及び訴外会社が共同で請求した特許審判事件の無効審決に対する審決取消訴訟である。

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