事件番号平成26(ネ)10067
事件名特許権侵害差止等請求控訴事件
裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日平成26年12月24日
事件種別特許権・民事訴訟
事案の概要本件は,「斜面保護方法及び逆巻き施工斜面保護方法」という名称の発明について本件特許権(特許第4256545号)を有する控訴人が,被控訴人に対し,ト(HDP-50U,HDP-75U)及び2のHDネット(以下,上部プレートとHDネットを併せて「被告製品」という。)を使用して施工するHDネット工法と称する斜面保護工法(被告方法)が,本件発明の技術的範囲に属する被控訴人が被告製品を販売及び宣伝・広告する行為は,特許法101条4号及び5号の間接侵害に当たるとして,特許法100条1項に基づき,被告製品の販売行為の差止めを求めるとともに, 被控訴人がユウテック株式会社(以下「ユウテック」という。)に対して被告方法を宣伝・広告し,被告製品を販売及び宣伝・広告した行為は,ユウテックが被告方法による斜面保護工事を実施して本件特許権を直接侵害することの教唆又は幇助に当たるとして,民法719条及び特許法102条2項の損害賠償請求権に基づき,控訴人が受けた損害の額と推定される,共同行為者であるユウテックが本件特許権の直接侵害行為により受けた利益の額2000万円及び被控訴人がユウテックに被告製品を販売及び宣伝・広告するという本件特許権の間接侵害行為により受けた利益の額121万5200円に弁護士費用相当損害金212万1520円を加えた合計2333万6720円並びにこれに対する不法行為の後である訴状送達の日の翌日である平成25年3月12日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
事件番号平成26(ネ)10067
事件名特許権侵害差止等請求控訴事件
裁判所知的財産高等裁判所
裁判年月日平成26年12月24日
事件種別特許権・民事訴訟
事案の概要
本件は,「斜面保護方法及び逆巻き施工斜面保護方法」という名称の発明について本件特許権(特許第4256545号)を有する控訴人が,被控訴人に対し,ト(HDP-50U,HDP-75U)及び2のHDネット(以下,上部プレートとHDネットを併せて「被告製品」という。)を使用して施工するHDネット工法と称する斜面保護工法(被告方法)が,本件発明の技術的範囲に属する被控訴人が被告製品を販売及び宣伝・広告する行為は,特許法101条4号及び5号の間接侵害に当たるとして,特許法100条1項に基づき,被告製品の販売行為の差止めを求めるとともに, 被控訴人がユウテック株式会社(以下「ユウテック」という。)に対して被告方法を宣伝・広告し,被告製品を販売及び宣伝・広告した行為は,ユウテックが被告方法による斜面保護工事を実施して本件特許権を直接侵害することの教唆又は幇助に当たるとして,民法719条及び特許法102条2項の損害賠償請求権に基づき,控訴人が受けた損害の額と推定される,共同行為者であるユウテックが本件特許権の直接侵害行為により受けた利益の額2000万円及び被控訴人がユウテックに被告製品を販売及び宣伝・広告するという本件特許権の間接侵害行為により受けた利益の額121万5200円に弁護士費用相当損害金212万1520円を加えた合計2333万6720円並びにこれに対する不法行為の後である訴状送達の日の翌日である平成25年3月12日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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