事件番号平成29(ワ)1617
事件名損失補償請求事件
裁判所札幌地方裁判所
裁判年月日令和2年12月25日
事案の概要本件は,被告らから株式会社a(以下「対象会社」という。)の発行済全株式を株式譲渡契約により譲り受けた株式会社bが,被告らには当該契約の表明保証違反があり,これにより対象会社の経営する薬局を閉鎖せざるを得なくなったと主張して,被告らに対し,当該契約に基づき,連帯して損失補償金2億5960万7276円及びこれに対する平成29年9月5日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第45号による改正前の商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
判示事項の要旨被告らから対象会社の発行済全株式を株式譲渡契約により譲り受けた株式会社を吸収合併した原告が,被告らには当該契約の表明保証違反があり,これにより対象会社の経営する薬局を閉鎖せざるを得なくなったと主張して,被告らに対し,当該契約に基づき,損失補償金の連帯支払を求めた事案において,被告らに表明保証違反があったとはいえず,仮に原告らの主張する事実が認められ,被告らに表明保証違反があったとしても,原告の主張する損失が当該表明保証違反に起因して発生したものということはできないとして,原告の請求がいずれも棄却された事例
事件番号平成29(ワ)1617
事件名損失補償請求事件
裁判所札幌地方裁判所
裁判年月日令和2年12月25日
事案の概要
本件は,被告らから株式会社a(以下「対象会社」という。)の発行済全株式を株式譲渡契約により譲り受けた株式会社bが,被告らには当該契約の表明保証違反があり,これにより対象会社の経営する薬局を閉鎖せざるを得なくなったと主張して,被告らに対し,当該契約に基づき,連帯して損失補償金2億5960万7276円及びこれに対する平成29年9月5日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第45号による改正前の商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
判示事項の要旨
被告らから対象会社の発行済全株式を株式譲渡契約により譲り受けた株式会社を吸収合併した原告が,被告らには当該契約の表明保証違反があり,これにより対象会社の経営する薬局を閉鎖せざるを得なくなったと主張して,被告らに対し,当該契約に基づき,損失補償金の連帯支払を求めた事案において,被告らに表明保証違反があったとはいえず,仮に原告らの主張する事実が認められ,被告らに表明保証違反があったとしても,原告の主張する損失が当該表明保証違反に起因して発生したものということはできないとして,原告の請求がいずれも棄却された事例
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