事件番号令和4(わ)486
事件名殺人
裁判所大阪地方裁判所 第6刑事部
裁判年月日令和6年9月27日
事案の概要被告人は、その居宅の西隣りの家屋に居住するBとの間で、同人がその居宅前に置いていた鉢植えの植物(ソテツ)が共用の道路に越境し、袋小路になっている同道路奥にある被告人方ガレージへの車両の出入りに支障があるなどとして、その鉢植えを被告人やその妻がB方敷地内に押し込んだり、Bがこれを共用道路側に押し出したりを繰り返す諍いを続けていたところ、次第にBへの不満を増幅させ、Bや、その交際相手であったA(以下「被害者」という。)から、自身の所有する自動車を汚損される嫌がらせをされているのではないかなどという疑いを募らせるなどし、住宅ローンの残る自宅からの転居の検討を余儀なくされるほど心理的に追い詰められた状況にあった中、平成30年2月17日午後9時44分頃、大阪府羽曳野市(以下略)において、通行中の被害者に対し、殺意をもって、その左胸背部を刃物で1回突き刺し、よって、その頃、同所において、同人を胸大動脈切破による出血性ショックにより死亡させたものである。
事件番号令和4(わ)486
事件名殺人
裁判所大阪地方裁判所 第6刑事部
裁判年月日令和6年9月27日
事案の概要
被告人は、その居宅の西隣りの家屋に居住するBとの間で、同人がその居宅前に置いていた鉢植えの植物(ソテツ)が共用の道路に越境し、袋小路になっている同道路奥にある被告人方ガレージへの車両の出入りに支障があるなどとして、その鉢植えを被告人やその妻がB方敷地内に押し込んだり、Bがこれを共用道路側に押し出したりを繰り返す諍いを続けていたところ、次第にBへの不満を増幅させ、Bや、その交際相手であったA(以下「被害者」という。)から、自身の所有する自動車を汚損される嫌がらせをされているのではないかなどという疑いを募らせるなどし、住宅ローンの残る自宅からの転居の検討を余儀なくされるほど心理的に追い詰められた状況にあった中、平成30年2月17日午後9時44分頃、大阪府羽曳野市(以下略)において、通行中の被害者に対し、殺意をもって、その左胸背部を刃物で1回突き刺し、よって、その頃、同所において、同人を胸大動脈切破による出血性ショックにより死亡させたものである。
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