被告人は、令和3年2月9日午後10時57分頃、普通乗用自動車を運転し、大分市 ab 番地付近の最高速度が法定により60km毎時と定められている片側2車線道路の第2車両通行帯を走行して同所先の信号機により交通整理の行われている交差点を c 方面から d 方面に向かい直進するに当たり、その進行を制御することが困難な時速約194.1kmの高速度で自車を走行させて同交差点に進入したことにより、折から対向右折進行してきた被害者運転の普通乗用自動車左前部に自車前部を衝突させ、その衝撃により同人を車外に放出させて路上に転倒させ、よって、同人に骨盤骨折の傷害を負わせ、同月10日午前1時34分頃、同市 ef 丁目 g 番 h号A病院において、同人を前記傷害に基づく出血性ショックにより死亡させた。
事件番号
令和4(わ)178
事件名
過失運転致死(変更後の訴因危険運転致死、予備的訴因過失運転致死)
裁判所
大分地方裁判所
裁判年月日
令和6年11月28日
事案の概要
被告人は、令和3年2月9日午後10時57分頃、普通乗用自動車を運転し、大分市 ab 番地付近の最高速度が法定により60km毎時と定められている片側2車線道路の第2車両通行帯を走行して同所先の信号機により交通整理の行われている交差点を c 方面から d 方面に向かい直進するに当たり、その進行を制御することが困難な時速約194.1kmの高速度で自車を走行させて同交差点に進入したことにより、折から対向右折進行してきた被害者運転の普通乗用自動車左前部に自車前部を衝突させ、その衝撃により同人を車外に放出させて路上に転倒させ、よって、同人に骨盤骨折の傷害を負わせ、同月10日午前1時34分頃、同市 ef 丁目 g 番 h号A病院において、同人を前記傷害に基づく出血性ショックにより死亡させた。